2018-02-21

試合に向けて睡眠計画を!

平昌オリンピック、日本勢の躍進に目が離せませんね。

連日、感動をいただいています。

極寒の平昌での体調管理も心配されていましたが

さすがは一流のアスリート!

体調管理も万全の様子。

体調管理をする上で大切なことといえば、食事と睡眠。

アスリートにとって食事もトレーニングの一つ。

食事の重要性は、だいぶ浸透してきていますが、

それと同じく、重要視して欲しいことが睡眠。

睡眠の重要性も、もっと浸透して欲しい!!

 

羽生選手がショートプログラムを終えた後のインタビューで

「フリーに向けて、今やるべきことをしっかりやります。

しっかり食べて、しっかり眠る

ということをお話されていたのがとても印象的です。

 

アスリートは試合に向けて、睡眠計画も立てる必要があります。

食事と同じように、睡眠の効果に即効性はなく、

日々の管理が大切になるからです。

 

ぐっすり、しっかり眠れたからといって

必ず試合に勝てる!というものではなく

睡眠の位置づけは、食事と同じように、

リスク・リダクション。

体調やパフォーマンス、メンタルを

よりベストな状態にもっていくためにも睡眠は大切。

睡眠は、怪我や体調、メンタルの低下…などの危険性を回避させるものなのです。

 

つまり、ベストパフォーマンスを発揮するための土台となるものが睡眠なのです。

 

もし日頃から睡眠負債を抱えているような方がいらっしゃれば

できれば、最低でも試合の1か月前から

睡眠負債を返済しましょう!

 

※睡眠負債の返済法は

【睡眠コラム】ランニング大会に向けた睡眠計画を

コチラをクリックしてご参照ください。

 

 

試合前日・当日は交感神経も高ぶっていて

安眠につきにくいですので、

出来るだけ交感神経を鎮めて、

リラックスできるように努めましょう。

 

スマホを見たいところですが、交感神経が高ぶってしまいますので

就床1時間前からは電源をオフに。

 

腹式呼吸をして無心になりましょう。

 

アロマもお勧めです。

出来るだけ嗅ぎなれた好きな香りで、リラックスできる香りを。

慣れ親しんでいる和の香り、おススメです。

…ヒノキやクロモジ、ユズ等は安眠効果も高いそうですよ。

日頃から、お気に入りの香りを見つけておくと良いですね。

「試合の前日や試合が終わった夜に眠ろうとしても、

交感神経が高ぶってしまって、なかなか眠れないんです…」

と相談されることが多いのですが、

よくよくお話を伺ってみると、

お仕事が忙しく、いつも習慣的に、寝る時間が遅い様子。

睡眠時間も4時間程度だそう。

いつも起きている時間に眠ろうとしても

”交感神経が興奮している、いない”に関わらず、

当然、その時間は、なかなか眠ることができません。

 

トレーニングや食事の計画を立てるように

試合に向けて睡眠の計画を立てる

という考え方も浸透したら

試合当日のパフォーマンスはもっと上がることと思います。

 

ぐっすり眠れば、自己ベストも夢じゃない!

 

 

関連記事