2018-06-06

見た目のアンチエイジングに、紫外線とビタミンD!

不足しやすい栄養素の一つ

ビタミンD

 

食料難の時代、栄養不足でビタミンDが不足し

くる病を発症する子どもが多くいました。

栄養が足りていない時代の昔の病気…と思っていましたが、

今、くる病を発症する子どもが増えているそうです!

 

日本抗加齢医学会の総会が先日、開催されていたのですが

そのシンポジウムで衝撃を受けたことの一つです。

特に母乳栄養で育つ子供は、母親のビタミンD不足により

くる病を発症してしまうそうです。

ビタミンDカルシウムの吸収を促し、

骨へカルシウを沈着させる働きがあります。

ですので、ビタミンDが不足すると

成人では骨軟化症や骨粗鬆症、

子どもではくる病といった骨疾患を発症します。

 

また、ビタミンDには免疫力を高めて細菌やウイルス感染を予防します。

インフルエンザの季節にビタミンDが注目されるのはこのためです。

卵巣機能を向上させる働きもありますので、

不足すれば不妊症のリスクが高まります。

 

骨粗鬆症、骨軟化症…骨がもろくなり、萎縮すれば、

背中が丸くなり、O脚になり姿勢が悪くなります。

姿勢が悪いと見た目の老化もググッと加速しますよね。

頭蓋骨も委縮しますので、シワが増える!

 

骨粗鬆症とシワについて⇒コチラも合わせて読みください。

ビタミンDは魚類きのこ類に豊富に含まれています。

ビタミンDは紫外線との関わりが深く、

きのこ類は”干ししいたけ”や”干しきくらげ”のように

紫外線に当たることでビタミンDが作られます。

また、魚を食べて紫外線に当たることで、

魚に含まれている成分が体内でビタミンDに変換されます。

 

そして、私たちも紫外線に当たると、皮膚にビタミンDが作られます。

きのこ(できれば干したもの)や魚を食べて、

紫外線に当たることが大切なのです。

今、紫外線による害(皮膚がんのリスクや活性酸素による老化等)を予防するため、

UVケアを過剰にし過ぎている上、

魚の摂取量も減少していることが

ビタミンD不足の大きな要因となっているようです。

 

日差しは紫外線の害もありますが、

私たちの生体リズムを整える働きも担っており、

健康的な生活を送るためにも欠かせません。

 

ポイントは、UVケアとビタミンDの摂取

 

魚料理って意外と簡単!

シンプルに刺身や塩焼き、なめろう、海鮮丼、タラチリなどの鍋料理、

煮魚、おろし煮、治部煮、ホイル焼き、ムニエル、竜田揚げ、

野菜あんかけ、黒酢あんかけ、南蛮漬け、

マリネ、つみれ…我が家の定番魚料理です。

 

肉料理は焼き加減が難しくて、

焼きすぎると固くなってしまい難しいですが、

魚料理は意外と簡単なのですよ。

 

調理が面倒な時は缶詰も便利ですね。

 

旬の魚は脂ものっていて美味しいですよね。

魚を食べて、UVケアをしながらちょこっと日差しを浴びて

(夏場は10:00-14:00は紫外線が強いので、

この時間帯の外出は極力控えましょう)

ビタミンDを美しさの味方に付けましょう!

 

※”美の要!カルシウムのとり方”も合わせてお読みください→

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