見た目のアンチエイジングに、紫外線とビタミンD!
不足しやすい栄養素の一つ
ビタミンD
食料難の時代、栄養不足でビタミンDが不足し
くる病を発症する子どもが多くいました。
栄養が足りていない時代の昔の病気…と思っていましたが、
今、くる病を発症する子どもが増えているそうです!
日本抗加齢医学会の総会が先日、開催されていたのですが
そのシンポジウムで衝撃を受けたことの一つです。
特に母乳栄養で育つ子供は、母親のビタミンD不足により
くる病を発症してしまうそうです。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促し、
骨へカルシウを沈着させる働きがあります。
ですので、ビタミンDが不足すると
成人では骨軟化症や骨粗鬆症、
子どもではくる病といった骨疾患を発症します。
また、ビタミンDには免疫力を高めて細菌やウイルス感染を予防します。
インフルエンザの季節にビタミンDが注目されるのはこのためです。
卵巣機能を向上させる働きもありますので、
不足すれば不妊症のリスクが高まります。
骨粗鬆症、骨軟化症…骨がもろくなり、萎縮すれば、
背中が丸くなり、O脚になり姿勢が悪くなります。
姿勢が悪いと見た目の老化もググッと加速しますよね。
頭蓋骨も委縮しますので、シワが増える!
※骨粗鬆症とシワについて⇒コチラも合わせて読みください。
ビタミンDは魚類やきのこ類に豊富に含まれています。
ビタミンDは紫外線との関わりが深く、
きのこ類は”干ししいたけ”や”干しきくらげ”のように
紫外線に当たることでビタミンDが作られます。
また、魚を食べて紫外線に当たることで、
魚に含まれている成分が体内でビタミンDに変換されます。
そして、私たちも紫外線に当たると、皮膚にビタミンDが作られます。
きのこ(できれば干したもの)や魚を食べて、
紫外線に当たることが大切なのです。
今、紫外線による害(皮膚がんのリスクや活性酸素による老化等)を予防するため、
UVケアを過剰にし過ぎている上、
魚の摂取量も減少していることが
ビタミンD不足の大きな要因となっているようです。
日差しは紫外線の害もありますが、
私たちの生体リズムを整える働きも担っており、
健康的な生活を送るためにも欠かせません。
ポイントは、UVケアとビタミンDの摂取
魚料理って意外と簡単!
シンプルに刺身や塩焼き、なめろう、海鮮丼、タラチリなどの鍋料理、
煮魚、おろし煮、治部煮、ホイル焼き、ムニエル、竜田揚げ、
野菜あんかけ、黒酢あんかけ、南蛮漬け、
マリネ、つみれ…我が家の定番魚料理です。
肉料理は焼き加減が難しくて、
焼きすぎると固くなってしまい難しいですが、
魚料理は意外と簡単なのですよ。
調理が面倒な時は缶詰も便利ですね。
旬の魚は脂ものっていて美味しいですよね。
魚を食べて、UVケアをしながらちょこっと日差しを浴びて
(夏場は10:00-14:00は紫外線が強いので、
この時間帯の外出は極力控えましょう)
ビタミンDを美しさの味方に付けましょう!
※”美の要!カルシウムのとり方”も合わせてお読みください→★