試合に向けて睡眠計画を!
平昌オリンピック、日本勢の躍進に目が離せませんね。
連日、感動をいただいています。
極寒の平昌での体調管理も心配されていましたが
さすがは一流のアスリート!
体調管理も万全の様子。
体調管理をする上で大切なことといえば、食事と睡眠。
アスリートにとって食事もトレーニングの一つ。
食事の重要性は、だいぶ浸透してきていますが、
それと同じく、重要視して欲しいことが睡眠。
睡眠の重要性も、もっと浸透して欲しい!!
羽生選手がショートプログラムを終えた後のインタビューで
「フリーに向けて、今やるべきことをしっかりやります。
しっかり食べて、しっかり眠る」
ということをお話されていたのがとても印象的です。
アスリートは試合に向けて、睡眠計画も立てる必要があります。
食事と同じように、睡眠の効果に即効性はなく、
日々の管理が大切になるからです。
ぐっすり、しっかり眠れたからといって
必ず試合に勝てる!というものではなく
睡眠の位置づけは、食事と同じように、
リスク・リダクション。
体調やパフォーマンス、メンタルを
よりベストな状態にもっていくためにも睡眠は大切。
睡眠は、怪我や体調、メンタルの低下…などの危険性を回避させるものなのです。
つまり、ベストパフォーマンスを発揮するための土台となるものが睡眠なのです。
もし日頃から睡眠負債を抱えているような方がいらっしゃれば
できれば、最低でも試合の1か月前から
睡眠負債を返済しましょう!
※睡眠負債の返済法は
【睡眠コラム】ランニング大会に向けた睡眠計画を
⇒コチラをクリックしてご参照ください。
試合前日・当日は交感神経も高ぶっていて
安眠につきにくいですので、
出来るだけ交感神経を鎮めて、
リラックスできるように努めましょう。
スマホを見たいところですが、交感神経が高ぶってしまいますので
就床1時間前からは電源をオフに。
腹式呼吸をして無心になりましょう。
アロマもお勧めです。
出来るだけ嗅ぎなれた好きな香りで、リラックスできる香りを。
慣れ親しんでいる和の香り、おススメです。
…ヒノキやクロモジ、ユズ等は安眠効果も高いそうですよ。
日頃から、お気に入りの香りを見つけておくと良いですね。
「試合の前日や試合が終わった夜に眠ろうとしても、
交感神経が高ぶってしまって、なかなか眠れないんです…」
と相談されることが多いのですが、
よくよくお話を伺ってみると、
お仕事が忙しく、いつも習慣的に、寝る時間が遅い様子。
睡眠時間も4時間程度だそう。
いつも起きている時間に眠ろうとしても
”交感神経が興奮している、いない”に関わらず、
当然、その時間は、なかなか眠ることができません。
トレーニングや食事の計画を立てるように
試合に向けて睡眠の計画を立てる
という考え方も浸透したら
試合当日のパフォーマンスはもっと上がることと思います。
ぐっすり眠れば、自己ベストも夢じゃない!