【プレコンセプションケア②】どうしてプレコンセプションケア必要なの?
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プレコンセプションケアは
女性がより健康的な美しさを保つための生活を送ること。
初経を迎えたすべての女性にとって大切なケアです。
ですが、
不調を抱えているのに、そのことに気付かず、
頑張っている女性がとても多いのです!
例えば、生理痛を我慢する…
本来は、痛みがある時点で婦人科に行くべきことなのに、
我慢することが当たり前になっていませんか。
痛みがある=何かのサインを出しています。
不足している栄養素があったり、
とり過ぎている栄養素があったり、
体が冷えていたり、
ストレスを抱えていたり、
睡眠不足が続いていたり…
何かの疾患を抱えている可能性もあります。
現代は飽食の時代でありながら、
今の20~40歳代の女性は、発展途上国と同じくらい
痩せている若い女性が多く
1日の摂取エネルギーは、
戦後の食料難に陥っていた時代とあまり変わりがない程、
エネルギー不足に陥っています!
エネルギー不足=栄養不足ですので
エネルギーだけでなく、その他の栄養素にも不足がみられているのです。
また、現代の女性は昔の女性に比べると
子宮事情が過酷な状況にあります。
昔の女性は、初産が20歳頃、そして、5~6人産むのが当たり前でしたので、
一生のうちで、生理の回数が50~100回程度。
現代の女性は、初経を迎える年齢も早まり、晩婚化・晩産化が進み、
産んでも1~2人という人が増えてきていますので、
一生のうちで、生理の回数が450~500回と大きく増加しています。
初経の年齢も低年齢化してきており、
初経から出産までの期間が20年近くになる人もいらっしゃいます。
この多すぎる生理が、子宮内膜症や子宮筋腫になりやすく
妊娠しにくくなる一因にもなっています。
また、晩婚化・晩産化による体への影響といえば卵子への影響です。
歳と共に卵子の元となる細胞が古くなるため
妊娠しにくくなるのです。
また、卵子の元となる細胞は、胎児の時が最も多く
それ以降は減る一方で、増えることはありません。
35歳頃をすぎると妊娠しにくくなるのは、卵子の影響も大きいのです。。。
だからこそ、大切なことが
プレコンセプションケア
出産する・しないに関わらず、
自分のカラダと向き合い、ケアすることが大切です。
35歳を過ぎて出産される方もたくさんいらっしゃいます!
そして、元気な赤ちゃんをご出産されています。
何でも気軽に相談できる、かかりつけの婦人科を持ち、
定期的に婦人科の検診を受けること、
日々の食事をはじめとする生活習慣を整え、
ご自身の体と向き合い、体の声をしっかり聞いてあげること。
女性は頑張り屋で、体の声が聞こえず無理をしてしまうことも多いので、
栄養解析で栄養状態をチェックしたり、
骨密度や体組成、栄養解析(血液検査)、糖化、酸化等の測定をして、
客観的にご自身のカラダを知ることも大切です。
栄養や睡眠のカウンセリングも、
是非、お気軽に受けていただけたら嬉しいです。
この時代だかこそ、プレコンセプションケアを。
心もカラダも健康的に美しくあり続けるために、大切なケアなのです。