2018-04-25

【女子に贈る睡眠コラム③】更年期には香りを味方に!

“睡眠弱者”といわれている女性

その理由は、女性を取り巻く環境や

女性ホルモンの影響が大きく、

不眠の有症率も女性の方が多い、との調査結果も出ています。

 

厚生労働省の

「睡眠障害の疫学・診断・治療に関する研究班」は

睡眠に関する問題を抱えて困っている者の数は

50歳代以降の女性が高率である、と報告しています。

特に、40歳代後半から50歳代の更年期に不眠を訴える方が多いそうです。

何故、不眠になるのかを確定することはまだ難しく、

更年期障害によるもの、ストレスによるもの、精神障害によるもの…

様々な理由が考えられています。

 

そこで、今、注目を集めているものが”香り(アロマテラピー)

「セドロール」という香りの成分が

睡眠障害の改善に有効であるとの研究結果も報告されています。

セドロールはシダーウッド、サイプレス、ヒノキ等に含まれている芳香成分。

確かに!ヒノキの香りをかいでホッとした経験、ありますよね。

私も、これらの精油、かなり愛用しています。

 

アロマって面倒くさそう…と思われる方もいらっしゃるのですが、

ティッシュに精油を1滴たらして、枕元に置くだけでもOK!

気軽に試してみてくださいね。

 

月経前のイライラや、欝々として眠りにつきにくい時にも、

香りを味方につけましょう!

 

アロマテラピーは代替療法として注目を浴びているものの一つ。

薬ではないので”治す”ことは難しいものですが、

予防や緩和、ケアに役立ってくれます。

エビデンスもとられており、様々な効果が報告されてきています。

 

勿論、食事あってのこと。

朝食にバランスの良い食事をとることは

ぐっすり眠るためには大切です。

女性ホルモンと上手に付き合っていくためには、

更年期を迎える前の若い世代からバランス良い食事を心がけたいものです。

 

バランス良い食事と適度な運動で、

いくつになっても毎日を快適に過ごしましょう!

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