2020-05-14

【プレコンセプションケア②】どうしてプレコンセプションケア必要なの?

 

~プレコンセプションケアが当たり前の世の中に~

プレコンセプションケアについて綴っております。

●1回目:プレコンセプションケアって何??コチラをクリック

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プレコンセプションケアは

女性がより健康的な美しさを保つための生活を送ること。

初経を迎えたすべての女性にとって大切なケアです。

 

ですが、

不調を抱えているのに、そのことに気付かず、

頑張っている女性がとても多いのです!

 

例えば、生理痛を我慢する…

本来は、痛みがある時点で婦人科に行くべきことなのに、

我慢することが当たり前になっていませんか。

痛みがある=何かのサインを出しています。

不足している栄養素があったり、

とり過ぎている栄養素があったり、

体が冷えていたり、

ストレスを抱えていたり、

睡眠不足が続いていたり…

何かの疾患を抱えている可能性もあります。

 

現代は飽食の時代でありながら、

今の20~40歳代の女性は、発展途上国と同じくらい

痩せている若い女性が多く

1日の摂取エネルギーは、

戦後の食料難に陥っていた時代とあまり変わりがない程、

エネルギー不足に陥っています!

エネルギー不足=栄養不足ですので

エネルギーだけでなく、その他の栄養素にも不足がみられているのです。

 

また、現代の女性は昔の女性に比べると

子宮事情が過酷な状況にあります。

昔の女性は、初産が20歳頃、そして、5~6人産むのが当たり前でしたので、

一生のうちで、生理の回数が50~100回程度。

現代の女性は、初経を迎える年齢も早まり、晩婚化・晩産化が進み、

産んでも1~2人という人が増えてきていますので、

一生のうちで、生理の回数が450~500回と大きく増加しています。

 

初経の年齢も低年齢化してきており、

初経から出産までの期間が20年近くになる人もいらっしゃいます。

 

この多すぎる生理が、子宮内膜症や子宮筋腫になりやすく

妊娠しにくくなる一因にもなっています。

 

また、晩婚化・晩産化による体への影響といえば卵子への影響です。

歳と共に卵子の元となる細胞が古くなるため

妊娠しにくくなるのです。

また、卵子の元となる細胞は、胎児の時が最も多く

それ以降は減る一方で、増えることはありません。

35歳頃をすぎると妊娠しにくくなるのは、卵子の影響も大きいのです。。。

 

だからこそ、大切なことが

プレコンセプションケア

出産する・しないに関わらず、

自分のカラダと向き合い、ケアすることが大切です。

35歳を過ぎて出産される方もたくさんいらっしゃいます!

そして、元気な赤ちゃんをご出産されています。

何でも気軽に相談できる、かかりつけの婦人科を持ち、

定期的に婦人科の検診を受けること、

日々の食事をはじめとする生活習慣を整え、

ご自身の体と向き合い、体の声をしっかり聞いてあげること。

 

女性は頑張り屋で、体の声が聞こえず無理をしてしまうことも多いので、

栄養解析で栄養状態をチェックしたり、

骨密度や体組成、栄養解析(血液検査)、糖化、酸化等の測定をして、

客観的にご自身のカラダを知ることも大切です。

 

栄養や睡眠のカウンセリングも、

是非、お気軽に受けていただけたら嬉しいです。

 

この時代だかこそ、プレコンセプションケアを。

心もカラダも健康的に美しくあり続けるために、大切なケアなのです。

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