【旬食コラム】寒じめほうれん草のパワー
寒いこの季節は、冬野菜が甘くて美味しいですね。
この時期、おススメのお野菜の一つ
まさに今しか食べることができない!
寒じめほうれん草
栽培できる期間が短いですから
見かけたら絶対に買い!ですよ。
先日、贅沢にも寒じめほうれん草を食べ比べた私。
真っ先に食べたのが軸(根)。
食べた瞬間、焼き芋かと思ってしまうほど甘かったのです~♡
勿論、葉も甘~いです。
甘いだけでなく、ほうれん草の風味はしっかり残っていて、
今シーズンも、やっぱり、寒じめほうれん草の虜となっている私です。
(普通のほうれん草と違って、地面に広がるように広がっているのが特徴的です)
寒じめほうれん草は、品種の名前ではなく栽培方法。
ほうれん草を収穫可能な大きさに生長させた後、
寒気に当てて糖分や栄養成分を高める栽培方法です。
糖度8℃以上でないと”寒じめ”ということができないそうです。
寒じめほうれん草は機能性表示されている野菜。
ルテインが豊富に含まれているため、
目の健康維持に役立ち、加齢黄斑変性症の予防に役立つそうです。
寒じめ栽培で増加する訳ではないそうで、
普通のほうれん草にもルテインが豊富に含まれています!
ですが、寒じめするほど、フラボノイドの量は増加するそうです。
ほうれん草は、他にも鉄やカルシウム、葉酸やビタミンCも豊富。
ビタミンCは、夏のほうれん草と比べると、
100g当たりの含有量は3倍も含まれているのです!
※日本食品標準成分表7訂より
代謝を促すビタミンB群も豊富。
冬の健康維持に嬉しい冬野菜の一つです。
いろいろな栄養成分が集まって、
ほうれん草の味、風味、食感…美味しさが作られています。
ルテインがクローズアップされていますが、
栄養成分は単独では働けず、
互いに協力し合いながら働いていますので、
色々な栄養成分が含まれている野菜を”丸ごと食べる”ことが大切なのです。
目の健康維持に役立てたい!という時は、
副菜には、ほうれん草のお浸しや胡麻和え、ソテー…
今が旬のほうれん草のある食卓にしてみましょう。
バランスの良い食事をすることで、
ルテインの効果も得られやすくなりますよ。
※バランス良い食事とは…
【食事で作るキレイの秘訣②】キレイを作るバランス食を
参考にしてください。
因みに、食べ比べの結果、
岩手県八幡平の寒じめほうれん草が
私の中のベスト寒じめほうれん草でした♡
一番美味しく食べる調理法は…
茹でてそのままがお勧めです!!
寒じめほうれん草の甘~い美味しさ、存分に味わえますよ。