2018-02-14

【旬食コラム】寒じめほうれん草のパワー

寒いこの季節は、冬野菜が甘くて美味しいですね。

 

この時期、おススメのお野菜の一つ

まさに今しか食べることができない!

寒じめほうれん草

 

栽培できる期間が短いですから

見かけたら絶対に買い!ですよ。

 

先日、贅沢にも寒じめほうれん草を食べ比べた私。

真っ先に食べたのが軸(根)。

 

食べた瞬間、焼き芋かと思ってしまうほど甘かったのです~♡

勿論、葉も甘~いです。

甘いだけでなく、ほうれん草の風味はしっかり残っていて、

今シーズンも、やっぱり、寒じめほうれん草の虜となっている私です。

(普通のほうれん草と違って、地面に広がるように広がっているのが特徴的です)

 

寒じめほうれん草は、品種の名前ではなく栽培方法。

ほうれん草を収穫可能な大きさに生長させた後、

寒気に当てて糖分や栄養成分を高める栽培方法です。

糖度8℃以上でないと”寒じめ”ということができないそうです。

 

 

寒じめほうれん草は機能性表示されている野菜。

ルテインが豊富に含まれているため、

目の健康維持に役立ち、加齢黄斑変性症の予防に役立つそうです。

 

寒じめ栽培で増加する訳ではないそうで、

普通のほうれん草にもルテインが豊富に含まれています!

ですが、寒じめするほど、フラボノイドの量は増加するそうです。

 

ほうれん草は、他にも鉄やカルシウム、葉酸やビタミンCも豊富。

ビタミンCは、夏のほうれん草と比べると、

100g当たりの含有量は3倍も含まれているのです!

※日本食品標準成分表7訂より

代謝を促すビタミンB群も豊富。

冬の健康維持に嬉しい冬野菜の一つです。

いろいろな栄養成分が集まって、

ほうれん草の味、風味、食感…美味しさが作られています。

 

ルテインがクローズアップされていますが、

栄養成分は単独では働けず、

互いに協力し合いながら働いていますので、

色々な栄養成分が含まれている野菜を”丸ごと食べる”ことが大切なのです。

 

目の健康維持に役立てたい!という時は、

副菜には、ほうれん草のお浸しや胡麻和え、ソテー…

今が旬のほうれん草のある食卓にしてみましょう。

バランスの良い食事をすることで、

ルテインの効果も得られやすくなりますよ。

 

※バランス良い食事とは…

【食事で作るキレイの秘訣②】キレイを作るバランス食

参考にしてください。 

 

因みに、食べ比べの結果、

岩手県八幡平の寒じめほうれん草が

私の中のベスト寒じめほうれん草でした♡

 

一番美味しく食べる調理法は…

茹でてそのままがお勧めです!!

寒じめほうれん草の甘~い美味しさ、存分に味わえますよ。

 

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