【女子に贈る睡眠コラム②】月経前の憂鬱な時期の快眠法
平均28日サイクルで体のリズムがある女性。
月経前の黄体期(高温期)は、
四六時中ウトウトしてしまったり、
なんとなく体がだるく重く感じることも…。
なかなか寝付けずに、辛い夜を過ごすこともあるのでは。
憂鬱なこの時期だからこそ、ぐっすり眠ってほしいのです。
私たちが眠くなる理由の一つに
夜になると深部体温が低下することが挙げられます。
深部体温は1日のリズムがあり
明け方の4~5時が最も低く、最も高くなるのが19~20時頃。
20時以降は徐々に低下して、22時頃から急激に低下します。
この“急激に低下”する時に眠くなるのです。
高温期は深部体温の急激な低下が難しくなることも。
だからこそ、出来るだけリラックスして、
交感神経を鎮めることを心がけましょう。
PCやスマートフォン、テレビの電源は
就床1時間~30分前までにオフ。
これらは交感神経を高めてしまう要因となってしまうのです。
好きな香りのアロマを焚いたり
※火を使わないディフューザーやアロマライトがお勧め
お気に入りのクリームで軽くマッサージをすれば、
血行も良くなり、お肌もすべすべになり、リラックスもできるという一石三鳥!
光も大切です。
蛍光灯のような白い光の電機は消して
白熱灯のようなオレンジ色の光にしましょう。
蛍光灯のような白くて明るすぎる照明は、
睡眠を誘うホルモン「メラトニン」の分泌が抑えられてしまいます。
目指すは、ホテルの部屋の照明!
眠るために作られたホテルの部屋はほんのりとした明るさ。
部屋の照明を変えるのは難しいので、
間接照明をとり入れるのが手軽でおススメ。
腹式呼吸で深~い呼吸をゆっくりと…
乾燥が気になるこれからの季節は
加湿器で湿度を50~60℃に保つこともお忘れなく。
冬の寝室のエアコンは16~19℃設定がお勧めです。
お肌も荒れやすく、むくみやすい時期
だからこそ、ぐっすり眠りたい!
仕事に家事・介護・子育てと忙しい女性…
何か一つでもとり入れていただけたら嬉しいです。
睡眠環境を整えて。
就床前の30分は自分時間にできますように。