最強の美容液「メラトニン」を作る生活
メラトニンというホルモンをご存じでしょうか。
夜になると分泌され、
「夜になったので、もう寝る時間ですよ。」
というシグナルを体の各所に伝えるため、
メラトニンが分泌されると眠くなります。
睡眠ホルモンとして
ご存じの方が多いのではないでしょうか
メラトニンの役割
メラトニンの働きは様々にあります。
「催眠作用」のほかに
- 抗酸化作用
- 体内時計の調整(=生活リズムを整える)
- 免疫力の強化
- 抗がん作用
- 脂質代謝への影響
- 性的成熟抑制作用
…等、
健康や美しさに関わる様々な働きがあるのです。
体内時計を整えて、ぐっすり眠れれば
成長ホルモンがしっかり分泌することにも繋がります。
成長ホルモンが分泌されれば、
お肌もキレイになったり、疲労回復出来たり、
脂肪も分解されて体脂肪減少にも役立ちます!
また、メラトニンの抗酸化作用は超強力!!
食事に含まれている抗酸化成分の何倍もの
抗酸化力があるのだとか。
美肌、アンチエイジング、ダイエット、妊活、、、
メラトニンをしっかり分泌させましょう!
①.メラトニンは朝で決まる!?
メラトニンは朝の過ごし方で決まる、
といっても過言ではありません。
ポイントは
朝食・光・リズム運動
【朝のポイント1:朝食】
メラトニンはホルモンです。
ホルモンは食べたものを材料にして
体内で作られるもの。
そう!食事がとっても大切なのです!!
カギを握るのは朝食
朝、食べた「トリプトファン」という
アミノ酸(=たんぱく質)を材料にして
作られるのです。
朝食べたトリプトファンが、日中、セロトニンになり、
セロトニンが夜になるとメラトニンになります。
トリプトファン(たんぱく質)は、
肉、魚介、卵、大豆製品、牛乳・乳製品
に豊富に含まれます。
栄養素は単独では働けないので、
たんぱく質をとり入れた
バランス良い食事が大切です!
朝、起きるのが辛くて、
朝食は食べず、ギリギリまで寝ている…
↓
そのような状況では、メラトニンは作られず、
眠りの質が悪くなり、また朝が辛くなる…という悪循環。
朝食を食べると具合が悪くなるので、食べていません…
↓
食べない習慣の方は、朝の腸の動きが悪くなっています。
そのような中で、朝食を食べれば、具合は悪くなります。
まずは、豆乳を飲む、ヨーグルトを食べる…等
少量を口にするから始め、
慣れてきたら、少しずつ増やしましょう!
【朝のポイント2:光】
朝、目覚めたらカーテンを開けて光を浴びましょう!
曇り空でもOK!!
光を浴びた14~16時間後にメラトニンが作られます。
メラトニンは光と密接にかかわっているのです。
【朝のポイント3:リズム運動】
よく噛んで食べる、
通勤・通学時に早歩きをしたり、階段を使う、
家にいる方は、ガムをかむのはいかがでしょうか。
窓際で光を浴びながら、朝食を、よく噛んで食べる
朝時間、大切ですね。
②.日中の過ごし方
前述の通り、
メラトニンは光と密接にかかわっています。
日中の日照量に応じで分泌量も変わるため、
日中は、出来るだけ陽光を浴びるようにしましょう。
仕事をされている方は、
ランチタイムに外出したり、
休憩時間を窓際で過ごすのも良いですね。
③.夜の過ごし方
日が沈み暗くなることで分泌されるメラトニン。
21時頃(朝日を浴びた14~16時間後)に分泌が始まり、
分泌のピークは午前3時。
明るくなると分泌は低下します。
つまり…メラトニンは、
強い光を浴びると
分泌が抑制されてしまうのです。
遅くても、就寝1時間前から
スマートフォン、タブレット、パソコン等の電子機器はオフに。
夕方から、徐々に、電子機器を見る時間を
短くしていくことも大切です。
歳を重ねるほどに…
メラトニンは、歳を重ねるとともに
分泌量が減少します。
メラトニンの作れるような生活を習慣にして
歳を重ねるほど、美しくありたいですね