2022-07-19

最強の美容液「メラトニン」を作る生活

メラトニンというホルモンをご存じでしょうか。

夜になると分泌され、
「夜になったので、もう寝る時間ですよ。」
というシグナルを体の各所に伝えるため、
メラトニンが分泌されると眠くなります。

睡眠ホルモンとして
ご存じの方が多いのではないでしょうか

 

 メラトニンの役割

メラトニンの働きは様々にあります。

催眠作用」のほかに

  • 抗酸化作用
  • 体内時計の調整(=生活リズムを整える)
  • 免疫力の強化
  • 抗がん作用
  • 脂質代謝への影響
  • 性的成熟抑制作用
    …等、

健康や美しさに関わる様々な働きがあるのです。

体内時計を整えて、ぐっすり眠れれば
成長ホルモンがしっかり分泌することにも繋がります。
成長ホルモンが分泌されれば、
お肌もキレイになったり、疲労回復出来たり、
脂肪も分解されて体脂肪減少にも役立ちます!

また、メラトニンの抗酸化作用超強力!!
食事に含まれている抗酸化成分の何倍もの
抗酸化力があるのだとか。

美肌、アンチエイジング、ダイエット、妊活、、、
メラトニンをしっかり分泌させましょう!

 

 ①.メラトニンは朝で決まる!?

メラトニンは朝の過ごし方で決まる
といっても過言ではありません。

ポイントは
朝食・光・リズム運動

 

【朝のポイント1:朝食】

メラトニンはホルモンです。
ホルモンは食べたものを材料にして
体内で作られるもの。

そう!食事がとっても大切なのです!!

カギを握るのは朝食

朝、食べた「トリプトファン」という
アミノ酸(=たんぱく質)を材料にして
作られるのです。

朝食べたトリプトファンが、日中、セロトニンになり、
セロトニンが夜になるとメラトニンになります。

トリプトファン(たんぱく質)は、
肉、魚介、卵、大豆製品、牛乳・乳製品
に豊富に含まれます。

栄養素は単独では働けないので、
たんぱく質をとり入れた
バランス良い食事が大切です!

朝、起きるのが辛くて、
朝食は食べず、ギリギリまで寝ている…

そのような状況では、メラトニンは作られず、
眠りの質が悪くなり、また朝が辛くなる…という悪循環。

 

朝食を食べると具合が悪くなるので、食べていません…

食べない習慣の方は、朝の腸の動きが悪くなっています。
そのような中で、朝食を食べれば、具合は悪くなります。

 

まずは、豆乳を飲む、ヨーグルトを食べる…等
少量を口にするから始め、
慣れてきたら、少しずつ増やしましょう!

 

【朝のポイント2:光】

朝、目覚めたらカーテンを開けて光を浴びましょう!
曇り空でもOK!!

光を浴びた14~16時間後にメラトニンが作られます。

メラトニンは光と密接にかかわっているのです。

【朝のポイント3:リズム運動】

よく噛んで食べる、

通勤・通学時に早歩きをしたり、階段を使う、

家にいる方は、ガムをかむのはいかがでしょうか。

 

窓際で光を浴びながら、朝食を、よく噛んで食べる

朝時間、大切ですね。

 

 ②.日中の過ごし方

前述の通り、
メラトニンはと密接にかかわっています。

日中の日照量に応じで分泌量も変わるため、
日中は、出来るだけ陽光を浴びるようにしましょう。

仕事をされている方は、
ランチタイムに外出したり、
休憩時間を窓際で過ごすのも良いですね。

 ③.夜の過ごし方

日が沈み暗くなることで分泌されるメラトニン。

21時頃(朝日を浴びた14~16時間後)に分泌が始まり、
分泌のピークは午前3時。
明るくなると分泌は低下します。

つまり…メラトニンは、
強い光を浴びると
分泌が抑制されてしまうのです。

遅くても、就寝1時間前から
スマートフォン、タブレット、パソコン等の電子機器はオフに。
夕方から、徐々に、電子機器を見る時間を
短くしていくことも大切です。

 

歳を重ねるほどに… 

メラトニンは、歳を重ねるとともに
分泌量が減少します。

メラトニンの作れるような生活を習慣にして
歳を重ねるほど、美しくありたいですね

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