2020-03-22
【旬食コラム】ビタミンDの宝庫”しらす”
しらすが美味しい季節です♪
旬の今は生でいただきたいものですが、
とても傷みやすいため
干したものが流通されていることが多いです。
栄養的にも、
しらすは干しているものがお勧め!
しらす干しはビタミンDの宝庫だからです。
国民健康調査結果でも、近年、
20~40歳代の女性に不足が見られていますが、
食事摂取基準が2020年から改定され
ビタミンDの基準が増えたことから、
ほぼ全ての年代で不足が見られるようになりました。
ビタミンDはカルシウムの吸収・利用を促すため、
不足すれば、骨疾患を引き起こします。
その他にも、免疫を調整する働きがあることから
花粉症の予防、
風邪やインフルエンザ等の
感染症の予防効果も期待されています。
ビタミンDは、紫外線に当たることでも生成されるため
外に出て、適度に日光にあたることも必要です。
冬は紫外線量が少なくなるため、
ビタミンDの血中濃度が低くなる傾向にあるそうです。
サンスクリーン剤を塗ってしまうと、
紫外線が届かなくなりますので、
完全に紫外線をシャットアウトしすぎないようにしましょう。
国立環境研究所 地球環境研究センターHPでも
ビタミンD生成・紅斑紫外線量情報を発信されているので
参考にしてみるのもいいですね。
地球環境センターHP→コチラをクリック
しらす干しは大さじ2杯強で
1日分のビタミンDを摂ることが出来ますので
ご飯にかけたり、卵や気に入れたり、
和え物や炒め物、サラダ、スープに加えても美味しですよ。
しらすをこまめにとり入れて、
健康美人になりましょう。
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