2022-02-21

【食事で作るキレイの秘訣】大豆に秘められたキレイの力

私の大好物の食材の一つ「大豆」。

味もさることながら、その栄養価の高さも魅力的。

大豆に豊富な栄養素、その魅力をご紹介します。

 

大豆を加えることで整う”たんぱく質と油脂のバランス”

大豆に豊富な栄養素といえば、良質なたんぱく質

動物性のたんぱく質に偏りがちな現代の私たちの食生活には、
植物性たんぱく質が豊富な大豆・大豆製品は、
毎日とり入れたい食材です。

たんぱく質が豊富な食材といえば、
「肉、魚、卵、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品」が挙げられます。
主菜(メインディッシュ)になる食材ですね。

これらの食材には、たんぱく質の他に、
脂質、ビタミン、ミネラルも多く含まれており、
それぞれが併せ持っているビタミンやミネラルは異なっています。

たんぱく質源となるこれらの食材を、
偏ることなく色々と、まんべんな摂ることで、
様々なビタミンやミネラルも摂ることが出来ます。

また、脂質も動物性油脂・魚油・植物性油脂を
偏ることなく、まんべんなく摂ることが、
健康や美しさを維持するための大切なポイントになります。

動物性油脂に偏る傾向にある現代の私たちの食事には、
油脂のバランスを整えるためにも、
大豆・大豆製品をとり入れることが大切です。

 

 キレイの秘訣は大豆にあり?!

大豆の魅力といえば、が豊富なこと。

鉄は月経のある女性は不足していることが
国民健康・栄養調査結果からも分かっています。

例えば、豆乳1パック(200ml)。
焼き鳥のレバー串1本に匹敵するほど、鉄が豊富。

鉄は、吸収率の悪い栄養素なのですが、
大豆の鉄は非ヘム鉄といって、更に吸収率が悪いのです。
そこで、一工夫!
ビタミンCと一緒に摂ることで、吸収率が高まります。
ビタミンCといえば、果物に豊富。
食後に果物を頂くのが、手軽でお勧めです。

また、大豆製品といえば、オリゴ糖が豊富な事でも知られていますね。

オリゴ糖は、腸内細菌の善玉菌の餌となって、善玉菌を増やしてくれますので、
腸内環境を整える嬉しい成分なのです。

因みに、納豆は、発酵食品、食物繊維、オリゴ糖の
腸内環境を整える3要素が揃った優れもの!

大豆製品で、腸美人を目指しましょう。

 

 イソフラボンと腸内細菌

大豆といえばイソフラボン

胚芽部分に特に豊富に含まれているポリフェノールの一種で、
女性ホルモンと似た働きをすることで注目を集めています。

大豆イソフラボンは、ダイゼイン、グリシテイン、ゲニステインの総称です。
これらのうち、ダイゼインが腸内細菌によって分解されるとエクオールになり、
このエクオールが、大豆イソフラボンよりも強い働きで、
女性の健康をサポートしてくれます。

エクオールを作る腸内細菌”エクオール産生菌”は
誰にでも存在しているわけではなく、
日本人女性では約3割ほどの人しか存在していないそうです。

イソフラボンには抗酸化作用もありますし、
大豆製品をほぼ毎日食べる人は、エクオール産生能が高い
との研究結果もありますので、
大豆製品を積極的にとり入れたいものですね。

 

 大豆・大豆製品のある食卓を

納豆、厚揚げ、高野豆腐、油揚げ、豆腐、、、
大豆製品は、そのまま食べることも出来ますし、
いろいろなお料理に”チョイ足し”できるのも嬉しいところ。

汁物に刻んだ油揚げを加えたり、白和えにしたり、
刻んだ高野豆腐も販売されていますので、
そのまま汁物に入れたり、戻して和え物に加えるのもお勧めです。
大豆の水煮を煮物に加えるのも良いですね。

また、おやつタイムに、ソイラテを飲むのもお勧めです。

アメリカ国立大学研究所が発表した
がん予防に効果があると考えられる食品「デザイナーフーズ」のうち、
最も有効とされる8種類の野菜の中に挙げられているほど
大豆は、健康効果が期待されているのです。

健康キレイのために、大豆のある食卓を目指しましょう。

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