2022-02-19

【ブレストケア①】乳がんを早期に発見するために

「乳がん」に、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

芸能人の●●さんが患った病気、とか
髪の毛が抜ける病気、とか
ご家族が患っている、とか
今、増えているガンである、とか…
皆さまそれぞれに乳がんへのイメージをお持ちなのではないでしょうか。

日本人女性の9人に1人が罹患する乳がん
とても身近なガンですが
早期に発見すれば90%以上の方が治癒が期待できるガンなのです!!

 

 乳ガンを早期に発見するために。

早期の発見が大切な乳ガン。

早期発見のために大切なことは
定期的な検診定期的なセルフチェックです!

40~50代に多い乳ガン。

40歳以降は2年に1度の定期的なマンモグラフィ検査が推奨されています。

しかし、マンモグラフィーは乳腺が発達して、乳腺濃度が高い女性の画像は
しこりの有無を認識しづらいこともあるそうです。
マンモグラフィだけでは見落とされることもありますので、
超音波検査の併用が一つの選択にもなります。

マンモグラフィでも、医師の触診でも発見されず、
超音波検査で見つけていただいた私としては、
マンモグラフィと超音波の併用をお勧めしたいところです。

 セルフチェックを習慣にしましょう

定期的にセルフチェックを続けるうちに、
自分の乳房の普通の状態が分かるようになり、
異常を早くに見つけられるようになるそうです。

確かに、セルフチェックをすると
「なんだかよく分からない…」というのが私の正直な感想。
ですが、続けることに意味があるのですよね。

おそらく、異常があった時に
「ん??いつもと違うかも…」という発見に繋がるのでしょう。

月に1度のセルフチェックを習慣にしましょう!

セルフチェックのお勧めのタイミングは
●生理終了後から4~5日後くらい
●生理不順の方、閉経後の方は、毎月19日のピンクの日と決めるのがお勧めです。

※ピンクリボンフェスティバルで毎月19日をピンクの日として、セルフチェックを推奨しています

 

 セルフチェックのポイントは3つ!

セルフチェックのポイントは3つ

1.乳房の形を鏡でチェック
両腕を下げた状態で乳房の形を覚えます。
両腕を上げた時、くぼみやひきつれ、乳房のへこみ、
湿疹のようなただれはありませんか?

2.あおむけの状態でしこりをチェック
乳房が胸の上に平均に広がるように寝ます。
指の腹で圧迫するように乳房やわきの下に触れた時、
固く小さなしこりはありませんか?

3.指でつまんでチェック
左右の乳房を指で軽くつまみ、キュッとしぼったとき、
血のような液体は出ませんか

※チェック方法は、ピンクリボンフェスティバルHPより抜粋
詳細は→コチラをクリック

 自分で見つけることのできるガン

乳がんは自分で見つけることのできる数少ないガンです。

定期的なセルフチェックを習慣にしましょう!

「あれ?いつもと違うな…」

と少しでも違和感を感じたら、
ためらわず乳腺外科を受診してくださいね。

因みに…私の勤務しているフィーカレディースクリニックも
毎週水曜日、乳腺外科の診察があります。
優しくい女医さんです!
検診もしておりますので、お気軽にいらしてくださいね。

フィーカレディースクリニックHP→コチラをクリック

自分のため、大切な人の笑顔のために。

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